花の小瓶はいつも、鞄の中に
~プラクティショナーのバッグの中身~
フラワーエッセンスプラクティショナー・ホメオパス 浅野典子
地球上のどんな場所にいても、ほんの一瞬で、まるで深い森の中にいるようにリラックスできる、『旅のためのエネルギーツール』が詰め込まれた、自分を整えるための緑の鞄。
そんな魔法の鞄があったらいいな、と思ったことはありませんか。
旅先で快適な時間を過ごすために、旅行鞄に必ず入れている、頼もしい自然療法のアイテムたち。
旅の達人が持つ『緑の魔法のかかった旅行鞄』の中身を、覗いてみたいと思いませんか。
ということで本日は、「そんな魔法のような鞄は、実は丸裸で地球に飛び込んできた時から見えない標準装備としてみんなが持ってきているのだけど、その鞄を開ける鍵をどのポケットに入れたかをすっかり忘れちゃってるので、その鍵を探し出すまでの間、私たちは3次元世界の丈夫な旅行鞄に、自然界から贈られた癒しのアイテムを詰め込んで、人生の旅を続けているのだ。」などと、日夜妄想し続けているエッセンスヲタクこと編集部あさのが、新幹線や飛行機に飛び乗って移動する時に、いつもリアルに持ってゆく、自然療法のアイテムたちをご紹介いたします。
ただし今回ご紹介するのは、『森の癒しの魔法が詰まった旅行鞄』とは程遠い、ヲタ趣味満載の、かなりのマイペースで発展途上中、という感じの鞄の中身となりますので、どうぞご了承くださいませ。
それではご一緒に、緑のアイテムが詰まった旅行鞄を、そっと開けてみましょう。
① ボタニカル柄の布製トートバック
② Numiの有機ハーブティ『ホワイトローズ』
③ PHIエッセンス『エッセンスクリーム デルフ』
④ PHIエッセンス『エッセンススプレー デルフ』
⑤ ファーイーストフラワー・エッセンス『浄め』
⑥ Canonコンパクトデジタルカメラ
⑦ PHIエッセンス『エッセンスペンダント デルフ』『エッセンスペンダント パラダイスフォレスト』
⑧ 第三世界ショップ フェアトレードチョコレート『クランベリー』
⑨ ミニオラクルカード『Forest Friends』
⑩ ボタニカル柄の布製ポーチ&フラワーエッセンスのトリートメントボトル(7.5mlサイズ)
⑪ ホメオパシージャパン『マイクロキット』
⑫ 日本豊受自然農『生草花 ハンドクリーム』
⑬ 日本豊受自然農『スパジリック ビーC小』
⑭ レメディーショップ『オリジナル電磁波防止ポーチ』
⑮ ホメオパシージャパン『AAA』『S-Sonsho』
⑯ FESフラワーエッセンス『テラノイントロールオンシリーズ プロテクト』
⑰ オーストラリアンブッシュフラワーエッセンス『エッセンシャルオイルロールオン スリープ』
⑱ パシフィックエッセンス『エッセンススプレー バランサー』
⑲ WELEDAボディオイル ミニサイズ『ワイルドローズ』『ラベンダー』
⑳ 日本豊受自然農『木の花の咲くや 洗髪と洗身シャンプー』
人混みが苦手だけれど、旅は大いに満喫したい。そんな時、ネイチャーエッセンス入りのペンダントがとても役立ちます。(写真⑦)
シーアニマルの『デルフ』とクロップサークルの『パラダイスフォレスト』は、付属の紐を外して麻紐に交換してみたところ、どんな色の服にもすんなりとなじむようになりました。なので、今回の旅の装いにも、やはりぴったりとマッチしています。
デルフのペンダントは浄化に優れ、右脳を活性化させることで直感とつながり、旅を軽やかに楽しむことを助けてくれます。パラダイスフォレストのペンダントは、常に意識を前向きに保ち、免疫力を高め、私たちが源とつながるよう導いてくれます。
これらのペンダントをダブルでつけることで、1~7までの全チャクラがサポートされるので、旅先で起こるあらゆる出来事にスムーズに対応するための落ち着きとバランスを授けてくれるのです。
旅に持ってゆくペンダントについては、行き先によって組み合わせを変えたりもしています。例えば、より大勢の人が押し寄せる観光地に向かう時には、オーストラリアンブッシュフラワーエッセンスの『サイキックブロテクション』を。
これはエンジェルの形をしたハンドメイドガラスに、オーラの損傷を修復するフリンジドバイオレットと、サイキックアタックから身を守りハイヤーセルフからの情報を受け取る力を強めるエンジェルソードのコンビネーションエッセンスが入った、とても美しいペンダントです。
また、都会のまんなかに突入する際には、同ブランドの『エレクトロ』をチョイス。これは電気や電磁波、その他の有害なエネルギーの影響による疲労やネガティブな感情を調和し、緑の少ないビル街を歩いていても、地球の自然なリズムと同調できるように、私たちを助けてくれます。
旅先でペンダントを使う一番の利点は、実はいくつかあります。
エッセンス入りの小さなガラスを、ハートチャクラに接するような位置に下げておくことで、そのポジティブなエネルギーが、オーラを介して常時働きかけてくれるのです。
そのため、旅先で体験するひとつひとつの体験を、常にリフレッシュした状態で、スムーズに受け取ることができるようになります。
もちろん、麻紐につながってゆらゆら揺れてる、綺麗な色のハンドメイドガラスが単純に可愛いからというのも、かなりあるのですが(笑)
さて、旅で出会う風景を、ぱしゃぱしゃと愛用の小さなカメラ (写真⑥) に収めた後は、ベンチに座ってドライフルーツを使った美味しいおやつ(写真⑧)をいただきつつ、ホメオパシーのレメディ入りのハンドクリーム(写真⑫)を使ったりします。
もしくは、ちょっと歩き疲れたという時に、エネルギーをリフレッシュするために、前述のペンダントと同じエッセンスが入っている『デルフクリーム』や、ミニサイズの『デルフスプレー』(写真③④)を取り出して、いっしょに使うこともあります。
なにせ、旅とイルカは好相性。ぽんぽんとジャンプしながらかろやかに波間を進んでゆくイルカたちのような気持ちになって、まだ見ぬ青い海をすいすいと進んでゆくために、イルカのエネルギーは欠かせない相棒なのです。
ではそろそろ、次の目的地、本日のお宿を目指しましょうか。
大勢の人が行きかう駅へと向かう前に、旅の鞄から、プロテクション用に組まれたフラワーエッセンスとアロマオイル入りのロールオン(写真⑯)を取り出して、手首へひと塗り。
そのすがすがしい緑の香りを吸い込んで、その心地よさに、思わずにっこり。
さて、お宿に着いて、ひと晩お世話になるお部屋の扉を開けると、大抵は心地よい空間に迎えられるわけのですが、なんだかさわさわと落ち着かなくなったり、部屋全体がちょっぴり暗く感じたりすることが、もしかしてあるかもしれません。
このままの状態で一晩眠るのはつらいなぁと、そんな気持ちになった時の力強い味方が、ネイチャーエッセンスの浄化スプレー。日本の植物で作られた『浄め』のコンビネーションボトル(写真⑤)は、スプレータイプになっているので、そのまま空間にしゅっしゅっと振りまくことができるのです。
ちなみに、ベンチに座ってリフレッシュするために使った『デルフスプレー』も、空間浄化には最適なので、『浄め』と交互に使うのもとてもお勧め。
どちらもアロマオイルは入っていないタイプなので、お部屋を誰かとシェアする場合にもとても向いています。香りには、人それぞれの好みがありますものね。
お宿の夕食を堪能して、そろそろお風呂へ。本日はお部屋付属の浴槽に、ゆったり浸かるとしましょうか。
お湯を張り終えたら、旅の鞄の中からワイルドローズのボディオイル(写真⑲)を取り出して、ほんの少しだけ注ぎます。そして、1日の疲れはすべて、ホメオパシーのレメディ入りのボディソープ(写真⑳)の、ふわふわもこもこの白い泡で、こころもからだもすっきりと洗い流します。
お風呂上りに、さきほどのボディオイルをちょっぴり手のひらにとって、顔や手足に伸ばしてゆくと、少し青みも感じられるような、甘すぎない野ばらのゆたかな香りに、全身がやさしく包まれます。
高揚よりも鎮静が必要かなという時には、ワイルドローズの代わりに、こころ落ち着けるラベンダーを。
体がたちまち、ぽかぽかと温まってきましたね。
では明日に備えて、そろそろお布団に入りましょうか。
旅先の土地をめぐり、太陽の下で日常と違う景色を楽しんだ後は、夜になってもまだ興奮が続き、神経の穏やかさがなかなか取り戻せない場合があります。
「枕が変わっても、いつものようにぐっすりと深く眠れるような魔法があったらなぁ」と、そんなふうに思う時。
緑の鞄から取り出したのは、普段よく飲んでいるローズティーのTB(写真②)です。
就寝前のひと時を穏やかにするために、いつものお茶で日常を呼び起こし、滞在先で深くリラックスするためのきっかけを作ります。
ぱらのやさしい香りを嗅ぎ、カップの温かさを感じていると、緊張がほぐれ、ハートチャクラが自然に開いてくるのです。
さらにもう一押しできるとっておきのアイテムが、眠りをサポートするフラワーエッセンスが配合された、アロマオイル入りのロールオン(写真⑰)。
手首とこめかみにやさしくひと塗りしたならば、もうたちまち夢の中・・・とは、すんなりはいかないことだってもちろんあるのですが、それはそれで、旅の夜のひと時を楽しんでしまう、というのはいかがでしょうか。
夢の世界に落ちる前に、ベランダに出て夜風を楽しんだり、旅の鞄の隙間にいつも潜り込ませる小さなサイズのオラクルカード(写真⑨)を、1日を振り返りながら静かに捲ってみたり、白湯をゆっくりいただきながら、先ほどのロールオンをまたひと塗りしたりしてみると、そうこうしているうちに自然な眠気が、ほんわりとやってくることもあるものです。
あわてず、いそがず、ゆったりと心地よく。
ハイヤーセルフと手をつないで、目の前に現れるちいさな軌跡を、その一瞬一瞬を楽しみたい。
日常と少し違う景色を楽しむための旅の心得も、私たちの人生の旅を楽しむ心得も、きっとおんなじなのですよね。
さて、旅を繰り返すうちに、時には思わぬハプニングもやってきます。そんな時の備えとして、いざという時に素早く鞄から取り出すことのできる、頼れる自然療法のアイテムたちも、ここでご紹介しておきましょうか。
電磁波防止バック(写真⑭)の中には、緊急時に役立つホメオパシーのレメディキット(写真⑪)が入っていて、必要な時にはいつでもすぐに取り出して使うことができます。こちらの災害用のキットは、砂糖玉のサイズがポピーシードの大きさなので、とても小さくて軽く、まさに旅にぴったり。
キットのケースがかなりコンパクトなので、電磁波防止バックの中には、もうちょっとここに入るよという感じの、可愛らしいスペースができちゃいます。そこへ、怪我などに対応する非常時用のコンビネーションレメディ(写真⑮)をいくつか投入して、ピッタリなサイズに収めて使っています。
皮膚に直接塗布できる、レメディ入りのビーワックスクリーム(写真⑬)も、もちろん常備しています。これは切り傷や擦り傷、軽いやけどや日焼け、虫刺されなど、皮膚のトラブル全般に対応する、頼もしいアイテム。蜜蝋ベースなので、唇などの粘膜にも使えますし、カレンデュラのハーブが使われていますので、天然の消毒アイテムとしてもお勧めなのです。
旅の鞄にはもちろん、緊急用に使えるフラワーエッセンスのボトルも、ちゃんと滑り込ませています。旅のたびに、海外の様々な緊急用ボトルが登場しますが、今回はカナダのパシフィックエッセンスの『バランサー』(写真⑱)のミニボトルを選んでみました。
スプレータイプなので、すばやく蓋を開けて数回プッシュするだけ。ホメオパシーのレメディを一粒ずつ取り出すよりも早く、緊急時に対処することが出来ます。
旅はゆったりと楽しみたいタイプですが、非常時に対応するには、何といっても冷静さとスピードが命。旅の鞄の中で、いちばん取り出しやすいポケットを狙って、しっかりと仕込んでおきたいアイテムです。
さて、今回の旅もいよいよ終わりに近づいてきました。
旅のすべてを見守り、力強くサポートしてくれた緑の鞄と、私たちにもたらされている自然界の贈り物に、心からの感謝を捧げて、またいつもの日常へと戻ってゆきましょう。
ひとつ旅を終えても、私たちの人生の旅は、これからも続きます。
今日も、明日も、そして明後日も。
そして、きっと。
私たちの『内なる緑の鞄』を開けるための、あの金色に輝く鍵が、いつの日か全ての人へと授けられることでしょう。
皆さんが人生で新たな一歩を踏み出す時、旅の鞄に入れてみたいと思う、自然療法のアイテムはありますか。
ご自身のための、大切な『緑の鞄』には、どんな癒しの魔法がかかっているのでしょうか。
いつか、私にも、そっと教えてくださいね。
緑のちいさな鞄を肩から斜め掛けにして、小鹿と連れ立って、癒しの森をスキップして歩いている、植物好きの旅人(まだ見習い中)
浅野典子(編集部)
2024年12月3日 公開
本文中でご紹介しているエッセンスやレメディをご購入いただくことが出来るお店を、
ご紹介させていただきます。
東京都江東区南砂2-1-12 東陽町スクウェアビル5F ネイチャーワールド内
東京都世田谷区玉川台1-13-7 グランメール玉川台101号
浅野典子
フラワーエッセンス・プラクティショナー ホメオパス
東京都在住。1999年より、世界のフラワーエッセンスやホメオパシーを学ぶ。セッションや講座を、立川を中心に各地で開催。 2015年より、日本の植物からつくられるフラワーエッセンスの研究とリサーチに携わる。 2021年より、フラワーエッセンス専門のリトルプレス「Coming Home」(2021年6月創刊)の企画・編集に携わる。 「フラワーエッセンスサロン Peaceful Heart」主宰。 「日本ホメオパシーセンター東京立川」センター長。
著書『ファー・イースト・フラワーエッセンスガイドブック』(監修 由井寅子・著者 東昭史 浅野典子・ホメオパシー出版)、『ファー・イースト・フラワーエッセンスの魅力』(東昭史 監修・浅野典子 著)
ブログ Peaceful Heart https://ameblo.jp/tokyotachikawahom/