2023年1月にはじまったWEB版の第4号は、当初は小冊子で発行する予定でした。途中で事情が変わりWEB版に移行したのですが、結果的にとても良かったと思っています。まず、文字数が自由です。紙面の都合で〇〇文字カット!ということもなく。(と言っても、先生方に執筆をお願いした当初は「文字数」でお願いしたのでした・・・。次回からは長くても大丈夫です!)印刷のための入稿締切日もありません。なんて自由なんでしょう!
制限があるとすれば、レイアウトでしょうか。パソコンで見られる方、スマホの方、いろいろいらっしゃると思いますが、現段階ではスマホ対応になっていないようなので、読みづらい部分があったら申し訳ないなと思っています。
紙からWEB版へ。私は紙の出版物の経験しかなく、WEB版は今でも本当に手探りです。スキルもありません。皆さまにいろいろ教えて頂き、これからも長く続く「Coming Home」をイメージしています。このページを開いてもらったら、ほっと心安らぐ時間となるような。「使い慣れたかばんに、ぽんといれて持ち歩ける、フラワーエッセンスの読みもの」というコンセプトはこれからも変わらず、皆さまにお届けできたらいいなと思っています。
2年間にわたり4号をお読みくださり、ありがとうございました。のんびりペースですが、どうぞ5号もお楽しみに。
編集部まるやま
ベットから抜け出して、窓辺に座り、星の瞬く夜空を見上げている少年。
聖なる夜のプレゼントの到着を待つ少年の、その澄んだ青い瞳。
少年の傍らで、瞳を閉じた金髪の少女は、近づいてくる鈴の音を聴きながら、幸せな贈り物を受け取ろうと、星に向かって小さな手を伸ばしています。
天界からのプレゼントを運ぶ、トナカイの引くソリが、もうすぐ私たちの窓辺にもやってきます。
届けられた緑の箱に結ばれた、赤いリボンをするりと解くと、そこから勢いよく飛び出してくるのは、色とりどりの花を咲かせる、薬用植物の愛らしい種たちなのかもしれません。
未来に種をつないで、私たちを癒してくれる、神聖なハーブの花を、これからもみんなで、ゆたかに咲かせてゆきましょう。
WEB版として生まれ変わった4号の、2年間のゆっくりとした歩みを、やさしく見守りながら応援してくださいました皆さま、ほんとうにありがとうございました。
どうぞこれからも「Coming home」を、よろしくお願いいたします。
編集部あさの
2024年12月21日